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熱性けいれん(中国新聞11/30(火)掲載)

熱性けいれん

ママ3友人の子どもが熱性けいれんを起こし、大変だったそうです。1歳半の息子が心配です。

 堂面先生[広島市小児科医会の堂面政俊先生が答えます。]

 熱性けいれんは、名前の通り38℃以上の急な発熱により脳細胞がびっくりして、体がピクピクしたりギューと突っ張ったりすることを言います。生後半年~5歳で10人に1人ぐらい起こります。

 わが子がけいれんを起こすのを見たら、さぞかし怖い思いをされるでしょう。しかし、普通見られる数分のけいれんでは死ぬことはなく、脳障害をきたすこともありません。半数以上の子どもは一生に1回きりです。

 もしも、目の前でけいれんを起こしたら、慌てない(まず深呼吸!)、揺さぶったりしない、お子さんが歯を食いしばっていても無理にこじ開けたり、何かを入れたりしないことです。最初は短い間呼吸が止まって顔色が悪くなりますが、襟元を楽にしてあげてください。数十秒もすると呼吸が戻り、顔色が元に戻ります。

 泣いてくれたら、まずけいれんは止まっています。でも、ボーっとしていたり、5分以上けいれんが止まらなければ、救急車で医療機関を受診してください。インフルエンザによる熱性けいれんは、まれですが脳炎・脳症のことがあります。3回以上の熱性けいれんがある場合は、脳波検査を受けることをお勧めします。
(広島市小児科医会・堂面政俊 堂面小児科内科醫院
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発熱時の冷却シートの使い方 (中国新聞10/5(火)掲載)

首筋やわきの下に張って

ママ1 3歳の息子が発熱してしんどそう。冷却シートはどう使うと効果的ですか。

森先生 [広島市小児科医会の森美喜夫先生が答えます]
 発熱時に、額に冷却シートを張ったお子さんをよく見かけます。でも、実は、額に冷却シートを張っても熱を下げる効果は、あまり期待できないことをご存じでしたか?
 1、2歳では39度ぐらいあっても遊んでいる場合がありますが、3、4歳を過ぎると熱がこたえるようになります。解熱剤を使用しても十分に熱が下がらず、しんどそうにすることもあります。
 そんな時は、太い血管が皮膚近くに走っている首筋やわきの下、足のつけ根を、氷まくらや冷却シートで冷やしてあげましょう。体をめぐる血液が冷やされ、体温を下げてくれるのです。
 小さな子どもに氷まくらを使うと、冷え過ぎることがありますから、氷まくらをタオルでしっかり包むようにしましょう。ぬれタオルで体をふけば、汗を取ることができますし、気化熱で体温を下げることも期待できます。
 気を付けたいのは、冷却シートによる窒息です。4カ月の赤ちゃんの額に張った冷却シートがずれて、口と鼻をふさぎ、窒息して心肺停止になった報告が過去にありますから、注意しましょう。

※中国新聞では毎週火曜日連載です。
 10/12(火)は新聞休刊日のため、次回は19日(火)になります。

(広島市小児科医会・森美喜夫)
もり小児科
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