スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小児ぜんそく(中国新聞11/9(火)掲載)

ぜんそく

ママ13歳の息子は、風邪をひくと、せきが長引きます。ぜんそくではないかと、心配です。

 有田先生[広島市小児科医会の有田昌彦先生が答えます]

 ぜんそくは、息を吐くときにゼーゼー、ヒューヒューして、息苦しい症状を繰り返す病気です。子どものぜんそくの80%は生後3歳までに発病します。

 多くはせきを伴いますが、せきがあるからといって、ぜんそくとは限りません。また、せきが続くとぜんそくになる、というわけでもありません。

 しかし、発病の前に、特に夜間から早朝にかけてせきが長引いたり、春や秋に決まってせき込んだりすることがあります。元気なでも走るとせき込む場合は、ぜんそくの可能性は高くなります。

 子どものぜんそくは放っておいても治る―というのは誤った認識です。一方、適切な治療をすると、軽症なら7、8割は治る見込みがあります。早期からの長期管理治療が必要です。

 診断は、症状や聴診をもとにしますが、乳幼児の場合は難しいこともあります。家族にぜんそくの人はいないか▽血液検査でアレルギー体質があるか▽乳児期にアトピー性皮膚炎や食物アレルギーがなかったか▽煙や冷たい空気を吸うとせき込むことはないか―などの点を参考にして診断します。

(広島市小児科医会・有田昌彦先生 ありた小児科アレルギー科クリニック
スポンサーサイト

マイコプラズマ肺炎 (中国新聞10/26(火)掲載)

マイコプラズマ肺炎

ママ2小学5年生の孫が、学校で「マイコプラズマ肺炎」がはやっている、と言います。どんな病気ですか。

堂面先生[広島市小児科医会の堂面政俊先生が答えます]
“肺炎”と聞くと、おじいちゃんやおばあちゃんは、日本がまだ裕福ではなかったころの重症肺炎や結核を連想して、「一大事」と心配されるかもしれません。でも私は、マイコプラズマ肺炎は、子どもの状態さえよければ、通院で治る病気と思っています。

 この肺炎は、「マイコプラズマ・ニューモニエ」という細菌が、せきやくしゃみなどで唾液や鼻水と一緒に飛び散り、それを吸い込んで感染します。

 潜伏期は2~3週間で、発熱やせきで始まり、頭痛・倦怠感など、風邪とよく似た症状が出ます。せきがだんだん強くなって、こんこん続きます。

 学童期に最も多く、ほぼ一年中みられます。抗生剤を服用すれば、基本的には3週間ぐらいで治ります。ただ、ぜんそくがもともとあるお子さんは、発作が強くなることもありますから注意が必要です。

 まれに脳炎や髄膜炎、心膜炎や心筋炎、肝障害などの原因にもなりますから、あまり軽く考えてもいけません。かかったら、まず安静が一番です! 予防方法は風邪とほとんど同じです。

(広島市小児科医会・堂面政俊 堂面小児科内科醫院
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。